大阪城公園よろず相談

大阪城公園を中心に野宿者支援活動を続けている大阪城公園よろず相談のブログです。

第2回「センターの日」を開催します

 12月16日(土)12:00〜15:00、あいりん総合センター1階にて、第2回目となる「センターの日」を開催します。

 釜ヶ崎の労働者の話を聴いてみたい、「釜ヶ崎ってどんなところ?」、「まちづくりってどうなってるの?」など、何か気になっている人は、とにかく集まりましょう。私たちは「寄り合い」からはじめたいと思います。

 第1回の様子についてはこちらをご参照ください。

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2017年12月3日(日)大阪・名古屋交流ソフトボール大会

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 昨年に引き続き、名古屋チームをお招きし、交流ソフトボール大会を行いました。

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 10時頃から準備をはじめ、近くの教会から調理器具をお借りして、昼食の仕込みをしました。よろずの料理長の発案で、芋煮の予定でしてが、「芋を剥くのが手間」と最初からわかりきっていることを料理長が言い出し、大根と牛肉の煮込みに変更になりました。

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 大阪城公園の野球場の抽選に外れてしまったため、今回は西成公園のグラウンドを押さえて開催しました。事前に確認に行き、14時からうちで使わせてもらえるように交渉しました。

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 第1試合、強敵・名古屋チームを相手に、大阪チームは健闘して引き分けに持ち込みました。第2試合は、全員参加できるようにと調整しながら、大阪城公園Sさんの強引な采配のもと、大阪チームに有利な無理を通して進行したにもかかわらず、大阪チームが敗退しました。攻撃側は夕日がまぶしく、ほとんど球が見えない大変な試合でした。

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 試合後は交流会で、楽器演奏と歌で盛り上げてもらいました。公園内に街灯はあるものの、夜になるとお互いの顔も見えづらくなります。別れ際には両チームで固い握手を交わす場面も見られました。

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 片付けを終えるころにはきれいな月が空高く上っていました。後に知るところによれば、この夜はふだんより大きくて明るいスーパームーンだったようです。

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 この日は、十数年前からは様変わりした西成公園をゆっくり眺めることができました。テント小屋を排除した結果であるものの、立派な樹木や開けた風景に「こんなに美しい公園だったのか」と驚きました。テント小屋を毛嫌いして「誰も使えない公園」を生むことが本当に住民の望むことなのでしょうか。

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 「不法占拠を防ぐため」といって公園内を閉ざすフェンスを役所が造り、住民は「ホームレスのせいで」と納得させられる構図があります。誰も得をしていないのに何故こんなことになってしまうのか。まず「ホームレスのせいではない」と考えるところから始めなければならないのではないでしょうか。 

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 名古屋チームのみなさんからお土産でいただいた柿は、参加者みんなで分けて美味しくいただきました。ありがとうございました。

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交流大会のために多くのカンパありがとうございました

当日カンパ 26,472円

プロパン使用料 2,000円

炊き出し・交流会買い出し 17,232円

名古屋交通費カンパ 5,000円

残金 2,240円

2017年12月7日(木)夜回り・野宿者交流ソフトボール大会を行いました!

野宿者交流ソフトボール大会を行いました!

 先週の日曜日は名古屋と大阪の野宿者交流ソフトボール大会を行いました。グラウンドの都合で、今回は大阪城公園ではなく、西成公園で行いました。

 朝からきれいに晴れた空の下、風もなくおだやかな天気の中で2試合行いました。実力差のある大阪チームに合わせて、名古屋チームには手加減いただいた一面もありました。試合前の昼食、試合後の交流会も楽しみ、別れ際には両チームの選手同士固い握手を交わす場面もありました。

 口当たりがまろやかで甘い柿をダンボール一箱お土産でいただき、みんなで分けました。2回、3回と続けてきた交流大会の見えないつながりが感じられたよい一日でした。

西成公園の変化

 この日、十数年前からは様変わりした西成公園をゆっくり眺めることができました。テント小屋を排除した結果であるものの、立派な樹木や開けた風景に「こんなに美しい公園だったのか」と驚きました。テント小屋を毛嫌いして「誰も使えない公園」を生むことが本当に住民の望むことなのでしょうか。

越冬のおしらせ

 今年も寒さがいや増し、越冬の時期が近づいて来ました。よろずでは今年も扇町公園長居公園(オシテルヤ)と連携して越冬に取りくみたいと思います。大阪城公園では、29日に年越しそばを手打ちしようかなどと話しあっています。日程はまた別にお知らせいたします。

 

2017年11月25日(木)夜回り・難波宮藤棚にて反骨ライブ!!

 こんばんは。大阪城公園よろず相談です。

 先週の瓦版でイタチの話題が出ていましたが、私も先日生野区の路上でイタチのミイラを発見してしまいました!

難波宮藤棚にて反骨ライブ!!

 さてさて、先日の日曜日、難波宮の藤棚で、反骨ライブがありました。もう5回くらいやっているそうです。普段は幽霊の出そうな藤棚ですが、中で灯りがともると、藤ヅルを透かして冬の夜空がとても美しかったです。とても寒い夜でしたが、 福島の民謡、パンクロック?やブルースなど、寒い夜もみんなで踊ってすごせばあったかいといったような集まりでした。演奏する人も聴く人も音楽を自由に楽しむための寄り合いのようなもので、公園に暮らす人もぜひぜひ聴きに来てほしいと、今回あたたかいおじやを用意したそうです。それならと、公園在住の Y さんを誘いに行きました。A さんも誘おうと思ったけど、連絡が取れずじまいでした。 残念! 次回はぜひ聴きに行きましょう。暖かくならないうちにもう一回やろうかな 〜とおっしゃっていました。よろず相談の K さんがブイブイ踊っていたのが面白かったです。

まもなく! 12月3日(日) 名古屋親善ソフトボール大会@西成公園 参加求む!! 

 いよいよ、迫ってきました! 名古屋親善ソフトボール大会!

 名古屋からは車2台で行きますと連絡をいただいています。

 今回は残念ながら大阪城公園の球場がとれず、西成公園で開催することになりました。当日は大阪城を朝10時に車で出発しますので、行こうと思っている方は声をかけてください。昼食はみんなで炊き出しをやろうと考えています。12時から昼 食、14時からゲーム開始、終了後ささやかな交流会を予定しています。いっきょに寒くなりました。カイロや毛布、寝袋、外套など必要なものがあれば遠慮なく声をかけてください。

2017年11月18日(土)第1回「センターの日」──労働者の目線から見えるもの

「センターの日」スタート!

 先日お伝えした第1回「センターの日」を実施しました。昼すぎまで降った雨も、リアカーで荷物を運ぶ頃にはあがり、曇り空ながら風のない暖かな天気となりました。新今宮駅の向かい、釜ヶ崎のセンターのまさに正面にこたつを設置しました。

 手探りの見切り発車で、目的も今ひとつはっきり説明できない、押しつけがましい取り組みに、労働者からの反発を買うのではという懸念もありました。ところが、こたつを設置するや否や、労働者たちが「なんやなんや」と集まってきました。慌ててビラを取り出し、手渡しながらスタートを切りました。

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労働者との交流から

 こたつにもすぐにお客さんが現れ、終了までの2時間弱のあいだ、途切れることがありませんでした。豆から挽いて淹れるコーヒーがとてもよろこばれ、これは「センターの日」の売りになると確信しました。何冊か用意した書籍のうち、ある人は『釜ヶ崎のススメ』を食い入るように読み進めていました。「わしこう見えても本読むの好きやねん。歴史が面白いわ」と笑顔を見せてくれました。釜ヶ崎生活保護を受けているのだが、一人でずっと部屋にいると精神的に落ち込んでしまう。センターや三角公園で、昔の仲間に会えるのは自分にとってとても励みになると語ってくれました。

 こたつには入らないまでも、自転車を停めて遠巻きに見ている人にもビラを渡しました。その中から、現役の労働者のお話も聴くことができました。

センターが潰されたら仕事をどこで探せばええんや。どっか遠い飯場に入るしかなくなる。一人でドヤにおってもつまらんから、友だちとしゃべってセンターで過ごしてる。そういうこともできなくなると思うと、センターが潰されたら、どうやって生活したらええんやろう?

 「こんなことやって何の意味があるのか」と取り組みに批判的な意見も聴きました。しかし、お話ししていると、この人にとってもセンターが重要な場所であることはよくわかりました。大学が委託されてやっている調査のこと、路上やセンター構内の管理について、状況を細かに把握し、分析したうえでの考察は大変興味深いものでした。

 終わりまでずっとこたつの周りにいてくれた人たちは「次は12月の16日やね?」と、すでに心待ちにしてくれていて、始めたばかりの「センターの日」を続けていく後押しとなる言葉をいただきました。

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労働者の目線から見るセンター

 集会でも街宣でもなく、寄り合いという形でセンターに滞在してみると、これまで気づいていなかったセンターの当たり前の姿が見えてきました。労働者にとってセンターは、生活と地続きな、仕事探しの場であり、仲間と交流する場であり、また「何か面白いことはないか」とのぞいてみる場所でもあります。スーパーに買い物に行った帰り道に、センターの1階を通り抜けてアパートやドヤに戻る、街路の一部でもあります。

 よろずがふだん行っている寄り合いがそうであるように、路上や公園はさまざまな出会いを生み、関係を育む原初的な空間なのだという思いを強くしました。また、雨が降っても屋根があるセンターは、そうした公共空間のうちでも特異な場所です。

 狭いアパートやドヤでは友人と語らうことも難しい。部屋にこもっていると息苦しくなる。釜ヶ崎の路上がいつも人で溢れかえっている要因の一つに、このような居住環境があります。しかし、釜ヶ崎の風景は、仕方なしに屋外に出ている縛りを超えて、開かれた社交空間となっています。そのような社交空間を、労働者たちは日々の生活を通して作り出しており、センターや三角公園はまさにその中心になっています。

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労働者の中に元からあるオルタナティブ

 行政と手を結んで進められる「まちづくり」の中では、「反対ばかりしていないで、対話のテーブルについて欲しい」という呼びかけが聞かれます。対話のテーブルにつかず、具体的な提案をしないのは無責任だというわけです。「西成特区構想」による「まちづくり」が、どうしても「釜ヶ崎潰し」、つまり労働者の街を潰そうとしているように見えてしまうのは、労働者の声、生活保護受給者の声、野宿者の声を聴こうとしているとは思えないところにあります。

 釜ヶ崎という街の釜ヶ崎らしさ、釜ヶ崎の街に息づく人情や共同性、よそには見られないエネルギーがあるとすれば、それは労働者たちの生活の中から生まれたものに他なりません。オルタナティブはすでに労働者たちの中に存在し、生き続けているのに、それに気づかずに、どうして釜ヶ崎の「まちづくり」ができるのでしょうか。

 「センターの日」では、ありのままの労働者の話を聴ける時間と場所を継続的に作り出すことで、私たちに見えていない「労働者の中に元からあるオルタナティブ」の実像を知っていきたいと思います。手をこまねいている場合ではないこの状況で、静かなこの取り組みに、多くの方のご参加とご協力をお願いいたします。

カンパのお願い

 大阪城公園よろず相談の活動に賛同いただける方はカンパにご協力いただけると幸いです。以下の口座まで振り込みをお願いします。活動に関心のある方は一声おかけ下さい。夜回りや寄り合いのほか、哲学読書会やソフトボール大会、「センターの日」などの活動も行っています。

郵便振替

記号14080
番号32204771
大阪城公園よろず相談

郵貯以外からの振り込みの場合
店名 四〇八(ヨンゼロハチ)
店番 408
預金種目 普通預金
口座番号 3220477

毎年恒例の野宿者交流ソフトボール大会を開催します

 2017年12月3日(日)、毎年恒例の名古屋と大阪の野宿者交流ソフトボール大会を開催します。

 今回は大阪城公園内の野球場が確保できなかったため、西成公園で行います。西成公園には野球場とグラウンドの2面あり、木津川寄りのグラウンドを利用します。昼すぎまで別の団体が使っているということなので、12時から昼食をかねた交流会、試合は14時よりはじめます。

 昼食には大阪城公園料理長・Aさんが采配をとって、特製の芋煮を用意する予定です。ずんどう鍋で仕込む芋煮は、家庭では味わえない深い味わいがあることでしょう。

 試合終了後にもアルコールも交えた簡単な交流会をしたいと思います。途中参加、途中退場もどうぞお気兼ねなく、飛び入り参加も歓迎でどなたでもお待ちしております。

 今年も12月の開催となってしまい、寒いなかでのご足労、心苦しい思いもありますが、寒さを補って余りある楽しい時間を共に分かちあいましょう。

ブログをお読みの皆様にカンパのお願い

 今年も越冬シーズンとなりました。このソフトボール大会に加え、よろずを含む三公園では「センターの日」という新たな取り組みにも着手いたしました。 この社会に誰も排除されない場所を作り出すべく、手弁当のアイデア勝負で、日々さまざまな取り組みを行っています。よろずの活動にカンパによるご協力をいただけると、なお幸いです。皆様のお気持ちをお願いいたします。

郵便振替

記号14080
番号32204771
大阪城公園よろず相談

郵貯以外からの振り込みの場合
店名 四〇八(ヨンゼロハチ)
店番 408
預金種目 普通預金
口座番号 3220477

 

「センターの日」始めます

 2017年11月18日(土)より、釜ヶ崎のセンターで、毎月定例の「センターの日」をはじめることにしました。私たちは、2000年前後に大阪の路上で、公園で、野宿者に出会い、現在まで支援活動を続けてきました。たった5年で怒涛のように進行した「西成特区構想」が、実質的な「釜ヶ崎潰し」であると感じながら、私たちは長いあいだ手をこまねいていました。

 私たちが現場で出会ってきた人たちは、排除の前で投げやりな言葉を口にすることがあっても、自分の力で生き抜くことを決してあきらめない人たちでした。そんな本音を私たちが聴くためには、時に無力感にさいなまれながらも、関わり続けること、私たち自身があきらめないでいられるかどうかにかかっています。明日からも野宿生活を生き抜かなければならない当事者と支援者とでは、排除に向き合う切実さが異なります。そうした立場の違いは乗り越えられません。しかし、あきらめないことで、同じものに向き合うことはできるはずです。

 私たちに何ができるかわかりません。しかし、これまで学んできた寄り合いの可能性を信じ、労働者の本音を聴き取れる関係を作るために、センターに集まりたいと思います。それこそが私たちが始めに出会った「寄せ場」本来の力でもあるはずです。手をこまねいている場合ではない今この時、毎月まんなか・・・・の週の土曜日に実施する「センターの日」に、ご参集下さい。

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