活動報告
1月の「センターの日」のあらまし 1月の「センターの日」は寒さのせいか、事前告知を怠っているせいか、立ち寄っていかれた人は数えるほどでしたが、炭火を囲んでゆっくりお話しすることができました。 ビッグイシューの販売員を10年ほどしていたという方の…
年が明けても前途多難な日々が続きます。いえ、こちらの話です。 人は関係の中で生きるものです。たとえ、そうと意識していなくとも、互いに助け合っているものですし、特に社会というのはそうした分業を前提にしてできあがっています。しかし、社会のほうで…
『関西公園 Public Blue』という映像作品があります。2006年1月30日の大阪城公園・靱公園の行政代執行による強制排除を控えたテント村にカメラを向け、ドイツ人の監督が日本の野宿者問題に考察を加えた一本です。2006年当時の、あちこちにテント小屋のある風…
6度目の冬 「センターの日」に6度目の冬がやってきます。気付けば「センターの日」は60回目で、5周年と来たものです。もはやセンターが閉鎖される前にやっていた期間より、閉鎖されてからやっている期間の方が長くなっていました。 「釜ヶ崎のことは釜ヶ崎を…
毎回、前の月の「センターの日」のまとめをビラとポスターに掲載するようにしていましたが、第60回から、その回に書きたいことを書くことにしました。そのため第59回そのもののまとめはなくなりました。そこで、ブログのみ、第59回の写真を掲載しておきたい…
9月の「センターの日」 雨の予報ははずれたものの、強風は始終吹きやまず、物は飛ぶし、カセットコンロの火力は上がらなくて、気づけば無言になってしまっていました。 9月の「センターの日」は今年最後のかき氷になりました。前回、わりと好評だったホット…
2022年7月・8月「センターの日」合併号 8月の「センターの日」はポスターも貼らず、ビラも配布せずに行いました。というのも、新型コロナウイルスに感染して、自宅待機明けのその日が第三土曜日で、準備する時間も体力もなかったからです。 映画とコーヒーだ…
第55回「センターの日」のあらまし 毎回、A3用紙に拡大コピーしたポスターをセンター周辺に貼ってまわっています。小さな洋犬2匹を散歩させている通りすがりのかたから、「何を貼っとるんや」と声をかけられました。センターを利用する労働者の声を聞くため…
フードバンクの食材の活用 5月の「センターの日」は、釜ヶ崎パトロールの会から融通してもらったフードバンクの食材の活用を試みました。いただいたお米と舞茸に、サバ缶と三つ葉を買い足して、炊き込みご飯を作ってみました。また、にんにくは醤油漬けに、…
センター北側のゴミの片付けをしました 4月16日(土)の午前中から午後にかけて、センター北側のゴミの片付けをしました。片付けていいものと残しておかないといけないものと、確認をとりながら作業を進めました。 昼過ぎにパッカー車一台来てもらうようお願…
センター周辺のゴミの片付けをします 4/16(土)の午前中に、有志を募って、衛生的に問題のあるゴミを中心に片付けたいと思います。センターで生活しているみなさんのお話をうかがいながら、不要なものを選り分けて袋詰めして回収していきます。手配できる…
この記事に収録したのは、2022年2月5日(土)に開催されたトークイベント「釜ヶ崎の外へ——2000年代の行政代執行、以前/以後の経験から学ぶ」の開会のあいさつとして配布されたテキストです。 センターの日番外篇「釜ヶ崎の外へ——2000年代の行政代執行、以前/…
第51回「センターの日」のあらまし 2月の「センターの日」はあいにくの雨でした。そんなにたくさんの人は来ないだろうということと、雨の中で炭火焼きをするのは大変であるということで、白湯スープを作りました。鶏肉と大根を具にして、フードバンクからた…
第50回「センターの日」のあらまし 1月の「センターの日」は50回記念として、少し奮発して炭火焼き用の肉を5キログラム用意しました。また、東成フードバンクさんからいただいたアルファ米、のりの佃煮なども提供できました。ごはんがあるとお腹もふくれるし…
第49回「センターの日」のあらまし 年末の気力体力の限界で、事前のビラ配布ができなかったせいか、参加人数は少なくなりました。しかし、そのぶん、ふだんよりゆったりとした雰囲気でおしゃべりできたのは良かったと思います。 カンパでいただいたタイとハ…
第三土曜日のお約束 寒くなってきたので久しぶりに炭火焼きをしてみました。いつもアルミホイルに包んださつまいもを仕込むところ、じゃがいもにしてみると、これはこれで味わいがありました。にんにくのホイル焼きもやってみたのですが、これもひとかけでも…
ビラとルビ ご覧のとおり、「センターの日」のビラはすべての漢字にルビをふっているのですが、「センターの日」をお手伝い下さった労働者に「これがありがたい」「勉強できて助かる」と言われました。野宿者運動の現場では、20年前からビラにルビをふるのが…
9月の「センターの日」のあらまし センターで野宿している方から新型コロナウィルスの感染者が出たということで、どうしようかと迷ったのですが、消毒を徹底して、飛沫予防のついたてを用意した上で、焼肉用コンロで熟成させた豚肉とおもちを焼いて提供しま…
2021年7月17日(土)第44回「センターの日」のあらまし ようやくかき氷が似つかわしい季節になりました。何人かの方に手伝っていただき、大変助かりました。シロップはイチゴが一番人気でした。練乳缶には二ヶ所穴を開けないといけないことを教わりました。 …
第43回「センターの日」のあらまし 例年だと6月はもう暑いので、かき氷を用意して行ったのに、あいにくの雨でした。それでもお付き合いいただいたみなさん、ありがとうございました。かき氷用に用意した練乳はインスタントコーヒーに流用されて人気でした。…
かき氷か、たこせんか 5月15日(土)の「センターの日」は久しぶりに好天に恵まれました。前回に引き続き、写真の展示も行ないました。映画は『男はつらいよ ぼくの伯父さん』(シリーズ42作目)を観ました。また、何となく思い立って業務スーパーの鶏肉を購…
またもや雨の回 第41回の「センターの日」はまたもや雨に降られました。それもかなり強い雨でした。立ち寄られる方も少なく、少しさびしい一日でしたが、高架下を屋根に、映画を少人数で見るのも悪くありません(駐輪場の掃除の邪魔をしてしまい、申しわけあ…
第40回「センターの日」のあらまし 第40回となる「センターの日」では、1970年の日本万国博の記録映画を観ました。大阪市立図書館で見つけて、試しに観てみるかと借りてきたものだったのですが、YouTubeでも観ることができるらしいことに当日気づきました。 …
●●さんについて 彼と出会ったのは2017年の11月、難波宮跡公園で、大阪城公園よろず相談の夜回りの時でした。その数ヶ月後、2018年7月に「センターの日」の声かけをしていてセンター3階で再会しました。 「前にあなたと会ったことがあると思う」と言われ、釜…
引き続き雨に降られた第38回「センターの日」 昨年末12月に続いて雨に降られました。午前中は雨が降っていて、午後からは晴れるはずだったのに、タイミングを見計らったかのようにパラパラと降りはじめるところまで同じパターンでした。道具をほとんど並べ終…
今年はなるべく寄り合いの報告もしていきたいと思います。 2021年最初の寄り合いは恒例のおでんでした。具材ごとに手分けして作って持ち寄ります。正月の名残りのおもちでもち巾着を作って行ったところ、元板前のAさんから正しい巾着のあり方を説かれました…
第37回「センターの日」のあらまし 甘酒と炭火焼き 今回も冬の定番の炭火焼きをしました。また、自家製の甘酒をいただいたので、こちらも温めて提供しました。 昼過ぎまで晴れていたのですが、映画を再生して、肉を焼きはじめたあたりから小雨が降り出し、あ…
12月27日(日)は毎年恒例の年越しそばをしました。「そば用のつゆにした」とおなじみのAさんの語るそばつゆが今年も絶品でした。ふだんの持ち寄りごはんの時にも板前のキャリアを持つAさんが作ってくれるスープは、調味料を多用せずとも、素材の味を生かし…
第36回「センターの日」のあらまし 11月の「センターの日」は、天気がよかったせいか、開始前からたくさんの人が待っていて、16時過ぎの終わりまでにぎわっていました。映画はシリーズの2作目「続・男はつらいよ」を観ました。天気がいいとモニターがほとん…
予定したいた映画観られず 9月に1954年の『ゴジラ』を観た流れで、大阪にゴジラが上陸する1989年の『ゴジラVSビオランテ』を観る予定だったのですが、モニターに出力することができませんでした。この間まではできたことが、機械の都合でできなくなっていま…