大阪城公園よろず相談

大阪城公園を中心に野宿者支援活動を続けている大阪城公園よろず相談のブログです。

2018年5月19日(土)第7回「センターの日」── よりあって生きていくためには

 毎回最初のコーヒーをお出しするのに時間がかかるので、あらかじめ10杯分のドリップコーヒーを保温ポットに用意してスタートしました。だいぶ暑くなって来たので今回は水出しのアイスコーヒーも用意しました。

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 ここ数回、釜ヶ崎や大阪の今昔がわかる写真集からセレクトした写真をセンターの壁に貼り付けています。今回は『図解絵本 工事現場』という子ども向けの絵本から、全国各地の建設工事の現場を図解したイラストを用意しました。

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 ギターとアンプを用意した弾き語りも定番化しています。目が不自由だという杖をついたおじいさんが演奏に足を止め、パイプ椅子に腰を下ろして聴いていかれました。演奏へのカンパといって500円いただきました。「センターの日」の取り組みについて「いいことだ!」とコメントもいただきました。

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 自転車で立ちよったボランティアで空き缶拾いをやっているという男性は、ビラを余分に受け取り、「知り合いに教えてやろうと思う」と笑顔で去っていきました。

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 病院から失踪してしまった知り合いを探しにセンターに来ているという方にもお会いしました。失踪した知り合いとセンターで再会できた例もあるそうです。生活保護を受けてアパート暮らしをしている人が入院した場合、長期化すると家賃(住宅扶助)が打ち切られ、アパートを解約されてしまうそうです(入院期間6ヶ月を目処に医師の診察結果から判断)。生活保護制度のおかしさ、困っている人が集える場所を守ることの意義を強く訴えておられました。またセンターの知らなかった顔を知ることができたように感じました。

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 16時近くなると人があふれかえって、さながらセンターのゴールデンタイムのようです。センターでは、シェルターの整理券の配布や炊き出しなど、いろんな人がいろんなことをしているし、みんながいろんな用事でやってきます。何か特定の役割が与えられた施設ではなく、みんなでよりあって生きていくためにはこんな場所が必要なのだと思います。