揚げものに挑戦
4月の「センターの日」はあいにくの雨模様でした。しかし、基本は雨天決行の「センターの日」、いつも通り午後一時から三時すぎまで、ひと時の集いの場を持ちました。
先月ははじめての試みとして、からあげを作って食べました。鶏肉のなかでは安く手に入る胸肉を、業務スーパーのからあげ粉で揚げます。揚げたてのからあげはおいしく、またこの揚げるという行為そのものが楽しくて、2キロ揚げてもまだまだ気が収まらず、玉出まで追加の肉を買いに走りました。
他にもさつまいもにじゃがいも、餃子なども揚げてみました。衣がついていなくても揚げるだけでたいがいのものはおいしくなります。マンネリ気味の「センターの日」でしたが、次回も新機軸となった揚げ物を楽しみたいと思います。
センター強制閉鎖から4年後の今日
センターが強制閉鎖されて4年の月日が経ちました。この4年、みなさんにとってはどのような日々だったでしょうか。
閉鎖前の「センターの日」が18回までで、今回で66回目なので、閉鎖後にやった回数がもはや3倍以上にも及んでいます。センターが閉鎖されても人生は続いていくのです。
運がいいとか悪いとか、自分のおこないが悪かったわけでもないし、どんなに努力していても避けようのないことはあるものです。そんな状況につかまれば、知らず知らずのうちに本来持っている力を奪われてしまいます。
何もしなければ良くはならないし、何かしたからといって、すぐに良くなるものでもありません。しかし、一年前の昨日より、一年後の今日を比べれば、何も変わらないなどということはないし、自分がやってきたことの意味も分かってきます。
抗う気持ちの昨日と今日
何をやっても意味がない、この生活は変わらないと思いつつ、それに抗う気持ちをずっと持ち続けて私たちは生きているのではないでしょうか。
抗う気持ちとは、現状を否定する気持ちです。受け入れがたいものにやられるがままでありながら、否定することを私たちはやめたりしません。抗いとは、あるべきものを求める努力であり、抗い続けることはその努力を続けることにほかなりません。
抗いは抗いのまま、生きているうちには報われる日など来ないかもしれません。それでも私たちは抗うことをやめたりしないでしょう。それなら、昨日と同じ苦しみが繰り返されながらも、決して繰り返しではない部分を見出すこともできるはずです。
「センターの日」でそんなものを見つけていきたいと思います。