大阪城公園よろず相談

大阪城公園を中心に野宿者支援活動を続けている大阪城公園よろず相談のブログです。

2023年6月17日(土)第67回「センターの日」——わしはなんでもちょうだい!

5月の「センターの日」の様子

 5月の「センターの日」は、4月に引き続き、から揚げをしました。天気もよく、久しぶりに多くの方にお立ち寄りいただきました。「野外でみんなで食べる」ことに加えて、「作りながら食べる」楽しさというのがあると思います。この日は「センターの日」に参加してみたいとやってきた学生さんたちにもお手伝いいただきました。

 こんにゃくやごま団子なども揚げてみました。鶏肉が揚がるには時間がかかるところ、「わしはなんでもちょうだい!」と紙皿をさっと差し出してみんなの笑いを誘う一場面もありました。

 映画は『バック・トゥ・ザ・フューチャー3』を観ました。何度も観たことがあるのに面白いのは、から揚げ的に堪能できる良さがあるからでしょう。

後半の告白

 毎回、後半は小難しいことを書いてしまう傾向にありますが、あれは書こうと思って書いているわけではありません。何を書こうかと悩んでいると、結局、その時その時の心の叫びがわきあがり、それしか書けないのです。

 そう考えるとその時にしか書けない正直な気持ちが書かれているのですが、はたしてそれを「センターの日」のビラに書いて意味があるのかどうか分かりません。そもそもこのような告白をしてどうするつもりでしょうか。

 どうするつもりもありません。それしか書けないし、正直な気持ちなのだから、それでいいではありませんか。本当はもうビラなんか書かずに、第三土曜日が来ればただ「センターの日」を名乗って好きなことをやっていればいいのだと思います。

 毎月「めんどくさい」と思うところもありながら、終わってみると「今日の「センターの日」も面白かった。やってよかった」と感じます。私たちが生きる現在は常に移りゆくものなのだから、私たちの気持ちも一つに定まっているわけではありません。しかし、やっぱり繰り返しの中で見えてくるものがあるものです(そういえばこれは先月も書いたことでした)。

 「今を楽しむことが大事だ」などとよく言われますが、それなら「今が苦しいからといって、必ず苦しまなければいけないわけではない」というのも真実でしょう。