大きなことから小さなことまで問題というのはあるものです。小さいからといって解決がたやすいわけではなく、大きいからといって耐えられないわけでもありません。
お金があれば解決できる問題は少なくないし、お金がないために起こる問題というのもあるでしょう。そして、お金があってもなくても解決できず、起こってくる問題もあります。
一人では解決できない問題も、二人なら、あるいは三人なら解決できることがあるだろうし、何人よろうと、頭数が増えたからといって活路の見出せることばかりではありません。それでも、一人ではどうしようもないことはあります。
問題は、それを受け止めてくれる相手がいなければ語ることもできません。今この状況でこの人に語ったところで、ろくでもない反応をくらうだけだろうという場合はどうしようもなくあります。また、そんなことを語られても受け止めるわけにはいかないこともあります。
受け止めたからといって解決を約束したことになるわけでもありません。結局、問題に向き合うのは自分自身で、他人と交わることで解決できたとしても、解決は自分にしかできません。
状況が変われば問題も変わります。状況を変えることにためらいがあるとして、状況を変えたことではじめて現れる問題もあります。「これであがり」などということは生きている限りはありえないでしょう。
月二回の夜回りと月に一度の寄り合いで何を変えられるわけでもありませんが、それによって現れる問題があることは確かだと思います。