先日の台風はさいわい大阪への直撃は避けられました。しかし、和歌山県では被害が出たようです。まだ油断はできません。
8/16のビラでは駆除業者に依頼し、毒餌の設置をしている最中、冷蔵庫の下にネズミが隠れているのが発見されたところまでお話ししました。
さすがプロというべきか、いそうなところをのぞいていたら見つけてしまったのか、とにかく見つけてしまったからには業者としては捕獲を試みないわけにはいきません。
冷蔵庫を取りかこみ、そこらにあるもので壁を作ります。二つ折りの粘着シートを開き、冷蔵庫の周りに敷きつめていきます。ところが、いざネズミをおびき出すとなるとなかなかうまくいきません。ベテラン社員さんいわく「あっちも危ないとわかってるから動きません」。冷蔵庫を浮かしてみるも最初に見つけた場所にはすでにおらず、さらに奥の方に入り込んでしまっています。
壁際のくぼみに収まっている冷蔵庫を引っぱり出し、ネジを抜いて裏の金属製の板を取り外してみると、そこはネズミの巣になっていました。食料としてあめ玉やお菓子の袋があったり、暖をとるためにくつ下が引っ張り込まれていたり、快適な住空間が作り上げていました。何と忌々しい。ところが肝心のネズミの姿がありません。
いることはまちがいないはずなので、叩いたりスプレーを吹いたりすることしばらく。「おかしいなー、やっぱりいないのかなー」と全員の気がゆるみはじめたころ、パッと飛び出したネズミは作った壁の隙間をすり抜けてそのまま対面の本棚の奥に逃げ込んでしまいました。一瞬のあいだに底面の蒸発皿を差し込むスリットに入り込んでいたのです。
こうなると一からやり直しです。またバリケードを作って、本棚の本をすべて抜いて……などすると思うと気が遠くなります。もう時間も時間だということで、今回は撤収して、とりあえず毒餌にかかるのを待つことになりました(なかなか終わりませんね)。「センターの日」のご案内
釜ヶ崎のセンター1階で毎月第三土曜日の14:00〜17:00にコーヒーやお菓子を出して寄り合いをしています(今回は10月20日)。近くまで来られた際は気軽にお立ち寄り下さい。懐かしい写真の展示、文庫古本放出などもしています。