大阪城公園よろず相談

大阪城公園を中心に野宿者支援活動を続けている大阪城公園よろず相談のブログです。

2023-01-01から1年間の記事一覧

2023年4月13日(木)夜回り・寄り合いは非暴力直接行動

先週の土曜日は、東京から来たお客さんに大阪城公園を案内しました。かつては話題に事欠かなかった大阪の維新政治について、あまり耳にすることもなくなった現在、実際の大阪はどんなふうになったのか知りたいということだったので、民間委託後の大阪城公園…

2023年3月30日(木)夜回り・マイナンバーカードと生活困窮者差別

今月の最終日曜日に予定していた寄り合いは、あいにくの雨で中止にしました。先週は日曜日まで雨が降り続くような予報にもかかわらず、土曜日にはくもり空でありながら晴れ間も見えました。しかし、日曜日はピンポイントでザーザーぶりでした。 以前、瓦版で…

2023年2月18日(土)第63回「センターの日」——たどり着けない未来

1月の「センターの日」のあらまし 1月の「センターの日」は寒さのせいか、事前告知を怠っているせいか、立ち寄っていかれた人は数えるほどでしたが、炭火を囲んでゆっくりお話しすることができました。 ビッグイシューの販売員を10年ほどしていたという方の…

第64回「センターの日」のお知らせ

「センターの日」とは 労働者の街として知られる大阪の釜ヶ崎は今、大きな再開発の波にさらされています。2012年に始まった西成特区構想による「まちづくり」も進められています。貧困層の追い出しをともなうジェントリフィケーションであるとの批判もありま…

2023年3月16日(木)夜回り・アルファ米の食べかた

今日は、最近おにぎりに代わってお配りしているアルファ米の食べ方を説明したいと思います。 アルファ米は、そのままでは乾燥したごはんですが、お湯か水をそそぐことで、炊いたような状態にすることができます。お湯だと15分、水でも60分ほどで戻すことがで…

2023年3月2日(木)夜回り・イベントはイベント会場で

この間の日曜日は寄り合いを予定していたのですが、大阪マラソンのせいで、市民の森が立ち入り禁止になっており、やむなく中止にしました。 思えば、以前にもこういうことはあり、いつも教えてくれるAさんが入院中であるため、気づくことができませんでした…

第63回「センターの日」のお知らせ

「センターの日」とは 労働者の街として知られる大阪の釜ヶ崎は今、大きな再開発の波にさらされています。2012年に始まった西成特区構想による「まちづくり」も進められています。貧困層の追い出しをともなうジェントリフィケーションであるとの批判もありま…

2023年2月16日(木)夜回り・マリトッツォをつくりました

日は長くなってきましたが、寒さはいよいよ厳しさを極めています。ここ数日は大阪でも雪がちらつく天気が続いています。 今週の火曜日はバレンタインデーでした。今年は小学生の娘とマリトッツォを作りました。名前を聞いても、どんなものかまったく分かりま…

2023年1月21日(土)第62回「センターの日」——本年も「センターの日」をよろしくお願いいたします

年が明けても前途多難な日々が続きます。いえ、こちらの話です。 人は関係の中で生きるものです。たとえ、そうと意識していなくとも、互いに助け合っているものですし、特に社会というのはそうした分業を前提にしてできあがっています。しかし、社会のほうで…

2023年2月2日(木)夜回り・大阪社会医療センター附属病院に行ってきました

今日は釜ヶ崎にある大阪社会医療センター附属病院に行ってきました。先週の風の強い日、寝ていたところに自転車が倒れて太ももを強打し、しばらく無理していたら、歩くこともできなったという相談を受け、受診することになりました。 朝一番で西成区保健福祉…

2023年1月19日(木)夜回り・区別は何のために

前途多難な日々が続きます。いえ、こっちの話です。 LGBT(エル・ジー・ビー・ティー)という言葉が普及して、性的マイノリティへの理解が広まっているように見受けられます。あわせて、かつてのような「男は男らしく、女は女らしく」といった考えも、だいぶ…

第62回「センターの日」のお知らせ

「センターの日」とは 労働者の街として知られる大阪の釜ヶ崎は今、大きな再開発の波にさらされています。2012年に始まった西成特区構想による「まちづくり」も進められています。貧困層の追い出しをともなうジェントリフィケーションであるとの批判もありま…

2023年1月5日(木)夜回り・新年あけましておめでとうございます

一昨年に比べると昨年末はまだ暖かかった気がするのですが、それでも年が明けて空気感が変わったように思います。などと、一週間も経っていないのにあれこれ分かったようなことを批評してしまうのもお正月の効果かもしれません。 新年最初の夜回りは昨年末に…