嫌なやつと付き合わざるをえないことは嫌なものですが、嫌なやつの存在が教えてくれることもあります。嫌なことをしてくる嫌なやつがいると、一日中その人のことが頭を離れなくなります。そばにいるわけでもないのに、何をしていてもそいつのせいで気分を害してばかりです。
しかし、起こった嫌なことのほとんどは、その人のせいではないはずです。その場にいるわけでもないその人がそこまでの力を持っているはずがありません。もちろん、何かわずらわしい出来事の根本的な原因にその人がかかわっていることはあるかもしれません。そうだとしても、その人があなたの人生のすべてを支配しているわけではありません。
何かにつけてその人のことを考えてしまったり、誰かの考え方を問題視してイライラしてしまうのは、自分自身の本当の問題から目をそらしているからなのかもしれません。本当にその人が問題なら、具体的に解決策を考えようとするはずです。もちろん、なかなか解決がつかない問題だからこそ悩ましいところもあります。
しかし、すべてが一つの原因に行き着くわけではありません。自分自身に乗り越えなければならない課題があり、その長い道のりに嫌気がさした時に、嫌なやつのことを思い出してしまうのです。言ってみれば、その人は自分には歩まねばならぬ道があることを思い出させてくれているわけだし、その人との間に抱えている問題はそれほど重要でもないのです。
夜回りのビラにこんなことを書いてどうするつもりなのか分かりませんが、それはさておき大切なお知らせです。6月の寄り合いは6月4日（日）を予定しています。しかし、天気予報を見ると、来週はすでに雨模様の予報です。次回は二段構えで、4日が雨なら、翌週の11日（日）に延期したいと思います。3月、4月、5月と連続で中止になっているので、6月はなんとか晴れてほしいものです。
