大阪城公園よろず相談

大阪城公園を中心に野宿者支援活動を続けている大阪城公園よろず相談のブログです。

2022年5月12日(木)夜回り・水、火、トイレ、屋根

 あいかわらず変な天気が続きます。連休前の前回の夜回りは木曜日だけ雨があがり、ゆっくりと行うことができました。よろずのメンバーがよその夜回りに参加した際に知り合ったお二人が、この日のよろずの夜回りに参加してくれました。差し入れいただいた、ふだんとは違う物資をお配りしましたが、ご活用いただけたでしょうか。

 今週はまた、夜回りを狙ったかのように雨雲が空を覆っています。もっとも、野宿しているみなさんにとっては曜日など関係なく、いつも天候は気にしておられるでしょう。四月の寄り合いも雨で中止になってしまいました。今月こそは晴れて欲しいものです。久しぶりに集まれるのを楽しみにしています。

 家を持つこと、定住することを当たり前とする今の社会において、本当に人が生きるために必要なものは何だろうかと考えます。水とか、火とか、トイレなど、いろいろ考えつくなかで、「屋根」というのが一つあるように思えます。水という意味では雨は必要なものですが、雨をさえぎるものがなければ、私たちの生活はとたんに不自由になります。

 飢えとか、凍える冬の寒さなどに比べると目立たないけれど、絶対的に確保されるべきものが、素朴にあるように思われます。みなさんも何か思い浮かぶものがあれば、教えてください。