大阪城公園よろず相談

大阪城公園を中心に野宿者支援活動を続けている大阪城公園よろず相談のブログです。

2021年5月27日(木)夜回り・コミュニケーションについて

 こんばんは。大阪城公園よろず相談です。コロナワクチンの集団接種が始まりました。そこでクラスターが発生したらどうする気!? あと五輪に関して世論の8割が『中止、延期』と言う意見があるのにそれでも開催するのか??? 上の人間は意見を尊重しろぉぉぉ!!

 さて今回のテーマは『コミュニケーション』について書きます。人間同士『コミュニケーション』は欠かせません。僕等が夜回りを通じて人との接し方であるとかいろいろな話を聞いたり、寄り合いとかでのコミュニケーションをはかったりそこには『コミュニティ』が存在します。長居公園にテント村があった当時の写真を見せてもらいました。また長居公園を舞台にした『長居青春酔夢歌』というドキュメンタリー映画も見ました。

 そこにはステージを作って歌を歌ったり、漫才などをして人を笑わせたり集まっている人同士で会話をしたりして楽しそうな印象を受けました。それこそまさに『コミュニティ』が間違いなく存在していたのです。

 2020年の年末から年明けにかけては自分たちが主体になって『コロナSOS@大阪市役所』というコロナで仕事を失ったり生活保護等の相談活動もしました。やはりそこにも『コミュニティ』は存在しました。どんな形であれ、人と人とのつながりは大切です。

 コロナSOSに関しては市役所(行政)は電話対応するとだけいい、誰一人として職員は出て来ませんでした。2019年4月に閉鎖された西成にある『あいりん総合センター』通称センターのシャッターを開けろ!!とも交渉しましたが耐震性を理由に断られました。運動の中で重要なのは人と人とのつながりのコミュニケーションを作る上でコミュニティは大切です。毎週月曜日のセンター前寄り合いと共同炊事では直に顔を合わせ一緒に野菜を切ったりワイワイ仲良くしながらコミュニケーションをとっています。初対面の人もいますが、コミュニケーションをとっていくにつれ、そこには新たなコミュニティは出来ていくのです。大小関係なくコミュニティは存在するのは仲間が増えるのは素晴らしい事です。これからもコミュニケーションをとってコミュニティを作っていければとも考えます。

 という事を考えながら今日も夜回りをします。(の)

注記 文中の『コロナSOS@大阪市役所』の生活相談、センターに関する交渉、共同炊事は個人としての参加であり、大阪城公園よろず相談が団体として主催ないし運営に携わるものではありません。