大阪城公園よろず相談

大阪城公園を中心に野宿者支援活動を続けている大阪城公園よろず相談のブログです。

2018年10月25日(木)夜回り・秋の運動会シーズンに思う

 こんばんわ。よろず相談です。

 秋といえば運動会ですが、先日の夜回りで、昨今の運動会について話題になりました。

 最近は春にやるらしいな、とか、弁当は親と食べられないらしいな、とか。

 それでもまだ、運動会の話をすればジェネレーションギャップもあるにはあるものの、毎年のように日本全国で行われ、地域を賑わしています。私は団塊ジュニアで、アラフォー(もはやアラフィフ)ですが、昔と今とで変わったといえば、とにかく子どもの人数です。

 少子高齢化と言われて久しいですが、今や学年ひとクラスはあたりまえで、全校生徒100人足らずという学校もめずらしくありません。ひと学年20人しかいない学年もあります。すると、とにかく運動会が寂しいのにはびっくりします。特に騎馬戦が6騎ぐらいしかないので、団体戦でも3対3であっけなく終わってしまい、盛り上がる間もありません。応援合戦も少人数なので迫力がいまひとつ↷。

 そうそう、数年前にケガが多発していると組体操が社会問題になり、人間ピラミッドの高さを制限するようになったのは記憶に新しいですね。高度な技を追求せず、チームワークと芸術性を重視した演出に先生の工夫が忍ばれます。徒競走では男女混合で走ってる、昔からこうだっけ?と思うこともあり、また学校によりけりでしょうが、昔ながらに親戚一同レジャーシートに重箱並べて盛り上がっているファミリーもいます。ソフトヤンキーという種族が、最もイケてる感じで、ちょっとしたキャンプ用品一式揃えてグラサン掛けて、子どもに声援を送ってるわけですが、これがまた大阪!「飛龍!いてかましたれやっー!!」・・・別にええねんけどね、、。

 いまだに違和感を感じるのは、ビデオ席というやつです。保護者のためのビデオ席が用意され、自分の子どもの出番になると、ズラ〜っと、親がビデオを構えて並んで、これがなんだかバカげた感じがしてしまいます。社会の秩序ってそんなに? 我が子撮りたさに、目がギラギラした親が整列した集団の方が逆にすごいドキュメンタリーやけど…。

 子供の頃は運動会の練習がとにかく、いやでした。特に行進の練習など、指先までピシッとのばさんか!とか、先生たちの激烈な指導には内心やれやれでした。
まあそんなこんなで、みなさんも運動会といえば遠い昔の思い出があるかもしれませんね。

 年をとってくると涙もろくなるといいますが、確かに今年は運動会の雰囲気の中にいるだけで、胸がいっぱいになってしまいました。なんでやろーね?

 秋の深まりにともなって寒暖差が大きいので、風邪を引かないように気をつけましょう。また、冬に備えてしっかり栄養をつけときましょう!