大阪城公園よろず相談

大阪城公園を中心に野宿者支援活動を続けている大阪城公園よろず相談のブログです。

2018年11月15日(木)哲学読書会再開に向けて

 5月17日を最後に半年近く中断していた哲学読書会を再開しようと、飲み会がてら集まって話し合いました。

 中断しているあいだもKさんとは「最近何読んでる?」と情報交換していました。シュタイナーの『自由の哲学』のあと、『笑い』で触れたベルクソンについて関心が高まっていました。ベルクソンを読みたいという思いは一部であるものの、全員で読むとなると少し難度が高いように思われました。

 そこで、Kさんが図書館で見つけて良さそうだと思った『ベルクソン哲学の遺言』という概説書を取り上げることにしました。ベルクソンは、自分の死後は許可した本以外は絶版にするように徹底して指示する「遺言」を残していました。著者はベルクソン最後の著書である『思想と動き』がまた遺言として読み解けるという視点から、ベルクソンの主要著書と言われる4冊を読み解いていきます。

 まだ日程は決まっていませんが、年明けの再開を念頭に各自読み進めていくことにしました。