9/11の夜回りは所用により中止にしました。9/14は無事寄り合いを開くことができました。3ヶ月くらい行方不明だった仲間と再会することができました。救急車で病院に入院し、その後、生活保護で施設に入所したとのことでした。
ホームレス状態の人が救急搬送で入院すると「大阪市緊急入院保護業務センター(通称 業務センター)」と呼ばれる行政の部署の預かりとなります。ホームレス状態にあるからといって、特別な扱いをされるいわれがはないのですが、大阪市では20年以上前からそのようになっています。その結果、居宅保護ではなくどこかの施設に入れられてしまうといったことが起こります。
施設の方がありがたいという人もいるかもしれませんが、施設に入った人に聞くと生活の自由度はかなり制限されてしまうようです。こうならないためには、入院した時に病院のソーシャルワーカーに相談することです。特に「仕事をしたいから施設ではなく居宅がいい」と訴えるのがいいようです。65歳以上の人でも「身の回りのことは自分でできる」「集団生活は合わない」とはっきり自分の意思を伝えるようにしましょう。施設に入れられてしまった場合も「仕事がしたいから居宅に移りたい」と主張するのが有効だと思われます。
施設の方も一定数の利用者を確保して財源を確保したいという計算が働くのでしょうが、どういう形で生活保護を受けるのかは本人の権利です。自信を持って権利を主張するようにして下さい。
また、病気の際は釜ヶ崎にある大阪社会医療センター附属病院の無料低額診療制度を利用して受診するようにすれば救急ではなくなるので、業務センターの扱いにはなりません。自覚症状がある場合は早めに医療センターを利用して入院するのも予防策として有効です。
参考: https://oh-castle.hatenadiary.jp/entry/2025/04/24/193000:2025年4月28日(木)夜回り・医療のかかりかた