ようやく涼しくなってきましたが、あいかわらず、寒くなるかと思いきや暑くなり、変なペースで雨が降ったりやんだり、落ち着かない天候が続いています。
野宿しているところにお声かけして支援がはじまり、関係を持ち続けている人の中には、さまざまな依存症の治療をしている人もいます。なかなかうまくいかず、アルコール依存症の外来診療やデイケアに通い、断酒が続いていても、ちょっとしたことでお酒を飲んでしまい、しばらくしてまた断酒する繰り返しといったこともあります。
そのような治療に付き合っていると、そういう自分も依存症のようなことがあるのではないかと考えるようになります。たとえば飲まない方がいいと思いつつ、これくらいの気晴らしがないとやってられないと飲んでしまうことがあったり、二日酔いになって次の日は仕事にならないなんてこともあります。
ギャンブル依存症となると、ギャンブルをしない自分には想像がつきにくいところがあります。治療をするといっても、抗酒剤のような薬もないので、治療している実感も最初は持ちにくいといったこともあるようです。
結局のところ、依存症の治療は自分自身を客観的に見られるようになる気づきの過程であり、そのような気づきをもたらす人間関係の構築であるように思われます。
今月の寄り合いは10/23(日)を予定しています。ビラには持ち寄りごはんと書いてありますが、手ぶらでまったく構いません。