大阪城公園よろず相談

大阪城公園を中心に野宿者支援活動を続けている大阪城公園よろず相談のブログです。

センターの日番外篇「釜ヶ崎の外へ——2000年代の行政代執行、以前/以後の経験から学ぶ」

 2022年2月5日(土)、西成市民館にて、以下の企画を開催します。大きな時代のうねりに襲われる釜ヶ崎で、私たちは反排除の経験に正面から向き合い、強制排除にいかに抵抗するのか(抵抗できるのか)を考えたいと思います。

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企画趣旨

 2019年、あいりん総合センターが強制閉鎖された。釜ヶ崎では、閉鎖されたセンターを中心として今なお、多くの仲間が野宿生活を送っている。「センターおじさん」こと稲垣ひろしさん率いる釜合労の365日の炊き出し、センター開放行動による共同炊事や昼回り、労働者の声を聞くための「センターの日」という取り組みもおこなれている。
 1990年代末に釜ヶ崎での活動を経験しながら、公園や路上の仲間とのつながりを求めて、野宿者運動は地域の外へ向かった。大阪市では世界バラ会議、世界陸上といった都市イベントのたびに野宿者が排除されてきた。今センターに集って活動する有志の多くが、これらの強制排除、行政代執行に立ち会っている。
 まちづくりが進展するなか、釜ヶ崎で野宿者の強制排除が繰り返されている。いま目の前に迫る排除にどのように抵抗する/できるのか。1990年代末から2000年代にかけての野宿者運動の経験から、ともに学びたい。

日時

2022年2月5日(土)14:00〜17:30

場所

〒557-0004 大阪市西成区萩之茶屋2丁目9番1号
 大阪市立西成市民館・講堂

参加費

無料

タイムスケジュール

14:00 開会のあいさつ
14:10〜15:15 映画上映『長居青春酔夢歌』(63分)
休憩(15分)
15:30〜17:30 トークセッション「行政代執行以前/以後」
・ 金羽木徳志氏・中桐康介氏に聞く(聞き手・渡辺拓也・佐藤零郎)
・ 質疑応答
17:30 閉会のあいさつ

主催

三公園会議(釜ヶ崎トロールの会・長居公園仲間の会・大阪城公園よろず相談)

(協力 釜ヶ崎史料研究会)

お問い合わせ

050-3576-0917(渡辺)

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