大阪城公園よろず相談

大阪城公園を中心に野宿者支援活動を続けている大阪城公園よろず相談のブログです。

2019年12月5日(木)夜回り・いよいよ、冬将軍の到来です

 こんばんわ。よろず相談です。

いよいよ、冬将軍の到来です。寒くなりました。

 カイロ、毛布、外套、寝袋、葛根湯など、必要な物資があれば声をかけてください。

 毎年、冬になるとカンパ物資が届きます。安心して野宿する場所すらなかなか見つけられないような状況で軽装備を余儀なくされているところに、無用にかさばるものも困るかと思います。遠慮せず、必要なものを教えて下さい。ここ数年、屋根のある場所が減り、たむろも野宿も許されないようなまちのかたちが整えられてきています。

 私たちよろずとしては、野宿をやめて生活保護を受けることが、一番と思っているわけでもなく、とにかくみんなが自分の生きやすいように、迷ったりこだわったりすることも含めて、信頼関係を作っていけたらと、思っています。そういう中でなにかできることがあれば協力したいし、いろんな話を聞かせてもらいたいと思っていす。

 ところで、このところ、年末ということもあってか、交通安全の取り締まりが厳しくなっています。  先日、わたくし、職業のへルパーの業務中に、自転車で信号無視をしてしまい、警察につかまってしまいました。

 警察に出頭して、供述調書を取られた上、日を改めて再度別機関への出頭を命ぜられ、心が折れました。

 雨の日も風の日も自転車乗るんが生業(なりわい)じゃー。警察が怖くてヘルパーやってられるか一!と、切れたいところですが、肝っ玉が小さいので、やたらとクソ真面目に信号を守っている今日この頃です。

 警察官に 「これを教訓に、二度と信号無視をしないことだな」と言われ、それは自信ない!できないかも!と、ついつい心の中でつぶやいてしまいましたが、法律ってもんは、必ずしも人類の崇高な真理や正義を体現しているわけではなく、社会のルールを機能させるために人間性を(こんなちっちゃい道で、車も来てないし、急いでるし、行っとこかとかいう適当さ)阻害するものでもある。このところ、ルール違反=モラル欠如=反社会的=罰を与えよという理屈で締め付けが強いと感じます。自転車の信号無視=社会の敵ってわけでもないとは思うんですが。 まあ、こんな目に合うのはもう嫌ので(2回目捕まると罰金とか自転車講習とか罰則が厳しくなるらしい)、信号無視をするのはやめとこう、と、まあ警察の思惑通りに、ひとりの国民が行動を修整しているわけで、(心の中では理不尽と思いつつ)結果的に自転車事故発生数が減れば法律改正成功ということになり、またまたあらゆる公共空間においてこういったかたちの規制が広まっていくんだろうなあ、と思うと、社会はどんどん厳しくなっていって、息が詰まるなあ、と思う次第です。

 とにかく年末年始、警察の取り締まりに気をつけましょう!よろずとしては年末には年越しそばを予定しています。また次回お知らせします。

 また、体調が悪い、しんどい、など、無理せず声をかけてください。一緒に福祉事務所に行くこともできますし、病院を受診することもできます。