8月の寄り合いは久しぶりに普通の持ち寄りごはんでした。意識的に野菜を使った品を用意するのですが、色味が今ひとつ。持ち寄りごはんはふたを開けて見るまでわからない闇鍋的な面白さがあります。
大阪城公園のAさんが作ってくれたニラと玉ねぎの卵とじがとても美味しかったです。
鶏肉のピカタも暑い日にはよく合います。ナスの浅漬けも涼やかです。オクラとミョウガの牛肉を煮たものはちょっと作りすぎました。
「センターの日」の翌日ということもあってか、Dさんもやってきてコーヒーを入れてくれました(写真がない……)。
この日は大阪城公園のSさんが、改まって相談があると長時間話し込んでいました。「いよいよ生活保護を受けたい。ただし、来月の寄り合いまで待ってくれ」ということでした。ついにSさんが決断したのかと、感慨深いものがありましたが、この話は後日談がありそうです。
この日教えてもらった新たな出来事としては、大阪城公園の狛犬にかんして行われている歴史学習について、パークセンターから横槍が入ったということです。
大阪城公園の西の丸北門にある狛犬は、次のような曰くがあるそうです。
大阪城の西ノ丸北門にあるこま犬は、中国の明の時代の国宝級の文化財です。それが何故大阪城にあるのでしょうか?
日本軍は1937年7月7日、盧溝橋事件を引き起こし全面的な中国侵略を開始しました。同年12月13日に当時の中国の首都である南京に侵攻、大虐殺を引き起こします。その途中、7月29~30日には天津を爆撃占領し、その時、天津市庁舎前のこま犬を略奪してきました。こま犬は、翌1938年に兵庫県西宮市の西宮球場および外苑で開かれた「支那事変聖戦博覧会」で「勝利の戦利品」として展示され戦意高揚に利用されました。(参考)
その他、大阪城公園にはあまり知られていない歴史的な痕跡が各所にあるようで、とても興味深いツアーだと思います。
『大阪城のこま犬/追悼とフィールドワークの集い』を終えて - 日中友好ネット
また続報が入ればよろずのブログでもお知らせしたいと思います。