昨年に引き続き、名古屋チームをお招きし、交流ソフトボール大会を行いました。
10時頃から準備をはじめ、近くの教会から調理器具をお借りして、昼食の仕込みをしました。よろずの料理長の発案で、芋煮の予定でしてが、「芋を剥くのが手間」と最初からわかりきっていることを料理長が言い出し、大根と牛肉の煮込みに変更になりました。
大阪城公園の野球場の抽選に外れてしまったため、今回は西成公園のグラウンドを押さえて開催しました。事前に確認に行き、14時からうちで使わせてもらえるように交渉しました。
第1試合、強敵・名古屋チームを相手に、大阪チームは健闘して引き分けに持ち込みました。第2試合は、全員参加できるようにと調整しながら、大阪城公園Sさんの強引な采配のもと、大阪チームに有利な無理を通して進行したにもかかわらず、大阪チームが敗退しました。攻撃側は夕日がまぶしく、ほとんど球が見えない大変な試合でした。
試合後は交流会で、楽器演奏と歌で盛り上げてもらいました。公園内に街灯はあるものの、夜になるとお互いの顔も見えづらくなります。別れ際には両チームで固い握手を交わす場面も見られました。
片付けを終えるころにはきれいな月が空高く上っていました。後に知るところによれば、この夜はふだんより大きくて明るいスーパームーンだったようです。
この日は、十数年前からは様変わりした西成公園をゆっくり眺めることができました。テント小屋を排除した結果であるものの、立派な樹木や開けた風景に「こんなに美しい公園だったのか」と驚きました。テント小屋を毛嫌いして「誰も使えない公園」を生むことが本当に住民の望むことなのでしょうか。
「不法占拠を防ぐため」といって公園内を閉ざすフェンスを役所が造り、住民は「ホームレスのせいで」と納得させられる構図があります。誰も得をしていないのに何故こんなことになってしまうのか。まず「ホームレスのせいではない」と考えるところから始めなければならないのではないでしょうか。
名古屋チームのみなさんからお土産でいただいた柿は、参加者みんなで分けて美味しくいただきました。ありがとうございました。
交流大会のために多くのカンパありがとうございました
当日カンパ 26,472円
プロパン使用料 2,000円
炊き出し・交流会買い出し 17,232円
名古屋交通費カンパ 5,000円
残金 2,240円