大阪城公園よろず相談

大阪城公園を中心に野宿者支援活動を続けている大阪城公園よろず相談のブログです。

2022-01-01から1年間の記事一覧

2022年4月28日(木)夜回り・雨の夜回り

雨がよく降ります。前回の夜回りは、寄り合いの告知をせねばと、雨の中、自転車で回りましたが、その寄り合いを雨のため中止にせざるをえませんでした。今週も長い前線が日本列島に寄り添っています。 ロシアのウクライナ侵攻の影響があってか、なくてか分か…

2022年4月14日(木)夜回り・ジェントリフィケーション生活相談会を開催しました

去る3月19日から21日の3日間、難波宮跡公園にてジェントリフィケーション生活相談会を開催しました。お金儲けのために公共空間を作り変えて、もともとの利用者がいづらくするようなことが大阪のあちこちで強引に進められています。 ふだん夜回りでお声かけす…

第53回「センターの日」のお知らせ

「センターの日」とは 釜ヶ崎で何が起きているのか、私たちは何かできることはないのか、私たちは何を知るべきなのか。一から考えるために、私たちは2017年11月から月に一回、第三土曜日に釜ヶ崎のセンターで労働者の声を聞く取り組み、「センターの日」をは…

2022年3月19日(土)第52回「センターの日」——センター周辺のゴミの片付けをします

センター周辺のゴミの片付けをします 4/16(土)の午前中に、有志を募って、衛生的に問題のあるゴミを中心に片付けたいと思います。センターで生活しているみなさんのお話をうかがいながら、不要なものを選り分けて袋詰めして回収していきます。手配できる…

釜ヶ崎の外へ/開会のあいさつ

この記事に収録したのは、2022年2月5日(土)に開催されたトークイベント「釜ヶ崎の外へ——2000年代の行政代執行、以前/以後の経験から学ぶ」の開会のあいさつとして配布されたテキストです。 センターの日番外篇「釜ヶ崎の外へ——2000年代の行政代執行、以前/…

ジェントリフィケーション生活相談会のご案内——2022年3月19日(土)から21日(月祝)

2月末、大阪市は難波宮跡公園の管理運営事業者の公募を発表しました。難波宮は史跡であることから商業的な開発を免れてきましたが、いよいよ2025年の大阪万博に向けて魔の手が伸びてきました。 にぎわい創出・経済活性化・世界都市へなどと大きなスローガン…

2020年3月17日(木)夜回り・その名はジェントリフィケーション!

2月末、大阪市は難波宮跡公園の管理運営事業者の公募を発表しました。難波宮は史跡であることから商業的な開発を免れてきましたが、いよいよ2025年の大阪万博に向けて魔の手が伸びてきました。 にぎわい創出・経済活性化・世界都市へなどと大きなスローガン…

第52回「センターの日」のお知らせ

「センターの日」とは 労働者の街として知られる大阪の釜ヶ崎は今、大きな再開発の波にさらされています。2012年に始まった西成特区構想による「まちづくり」も進められています。貧困層の追い出しをともなうジェントリフィケーションであるとの批判もありま…

第51回「センターの日」——ゴミの山を見ていて

第51回「センターの日」のあらまし 2月の「センターの日」はあいにくの雨でした。そんなにたくさんの人は来ないだろうということと、雨の中で炭火焼きをするのは大変であるということで、白湯スープを作りました。鶏肉と大根を具にして、フードバンクからた…

2022年3月3日(木)夜回り・大阪市の優しいまちづくり

2/24付けの報道発表資料で、大阪市は難波宮跡公園を観光客向けに作り変えることを発表しました。これは大阪城公園を皮切りに、天王寺公園、長居公園などですでに実行されているものです。 そのようにして大阪市は公園の利用者を選別したいのです。ひいては「…

2022年2月17日(木)夜回り・私たちは何を守らなければならないのか

前回の夜回りでお知らせした集会が予定どおり開催されました。いろんな立場の人がそれぞれの関心で参加してくださっていたようです。 排除とは何か、排除に立ち向かうとはどういうことなのかを考えるために、2000年代の野宿者運動の経験から学ぶという趣旨で…

第51回「センターの日」のお知らせ

「センターの日」とは 労働者の街として知られる大阪の釜ヶ崎は今、大きな再開発の波にさらされています。2012年に始まった西成特区構想による「まちづくり」も進められています。貧困層の追い出しをともなうジェントリフィケーションであるとの批判もありま…

2022年1月15日(土)第50回「センターの日」——生活と存在肯定を橋渡しする場所を求めて

第50回「センターの日」のあらまし 1月の「センターの日」は50回記念として、少し奮発して炭火焼き用の肉を5キログラム用意しました。また、東成フードバンクさんからいただいたアルファ米、のりの佃煮なども提供できました。ごはんがあるとお腹もふくれるし…

2022年2月3日(木)夜回り・先月の寄り合い中止のおわび/釜ヶ崎の外へ――2000年代の行政代執行、以前/以後の経験から学ぶ

先月の寄り合い中止のおわび 1/23は寄り合いを予定していたのですが、雨のため中止にしました。楽しみにしてくださっていたみなさん申しわけありませんでした。 釜ヶ崎の外へ――2000年代の行政代執行、以前/以後の経験から学ぶ 今週土曜日(2/5)、午後2時か…

2022年1月20日(木)夜回り・今がこんな世界だからこそ

真冬日とはだいたい1月末頃のことで、一番冷え込む時期にあたるのだと、先日テレビでやっていました。そういえば数日前も雪がちらついていました。今月の寄り合いでは温かいおでんを用意しようと思います。初めての方も遠慮なくおこしください。 昨年末より…

第50回「センターの日」のお知らせ

「センターの日」とは 労働者の街として知られる大阪の釜ヶ崎は今、大きな再開発の波にさらされています。2012年に始まった西成特区構想による「まちづくり」も進められています。貧困層の追い出しをともなうジェントリフィケーションであるとの批判もありま…

2021年12月18日(土)第49回「センターの日」——ハモとタイ

第49回「センターの日」のあらまし 年末の気力体力の限界で、事前のビラ配布ができなかったせいか、参加人数は少なくなりました。しかし、そのぶん、ふだんよりゆったりとした雰囲気でおしゃべりできたのは良かったと思います。 カンパでいただいたタイとハ…

センターの日番外篇「釜ヶ崎の外へ——2000年代の行政代執行、以前/以後の経験から学ぶ」

2022年2月5日(土)、西成市民館にて、以下の企画を開催します。大きな時代のうねりに襲われる釜ヶ崎で、私たちは反排除の経験に正面から向き合い、強制排除にいかに抵抗するのか(抵抗できるのか)を考えたいと思います。 企画趣旨 2019年、あいりん総合セ…