大阪城公園よろず相談

大阪城公園を中心に野宿者支援活動を続けている大阪城公園よろず相談のブログです。

2018年8月16日(木)夜回り・ネズミ駆除業者出動の巻

 久しぶりにわが家のネズミ対策の話を書きます。食料を戸棚やフタつきの容器に隔離したところ、食物への被害はなくなったものの、今度は壁や柱を削り、穴を開けて血路を開こうとしはじめました。もはや素人の限界と、プロに依頼することを決意するところまでが前回のビラ(5/10)のおさらい。

 インターネットで調べるとさまざまな駆除業者がさまざまな情報を発信しており、どこを信用したものかわかりません。「どこで死ぬかわからないから殺鼠剤は使わない」という業者もありましたが、マンションの管理会社側に用意されたこの業者は「ネズミの捕獲は極めて困難であり、殺鼠剤を使うほかない」というスタンス。殺鼠剤を使うにしても、子どもがいる家では特に屋内には設置したくないということで、天井裏に通ずる点検口を設けることになりました。業者の方が点検してフンがたくさん落ちているといいます。以前お伝えしたように、年末年始は天井裏を駆けまわるネズミの足音に悩まされていました。フンが落ちているのは当然としても、超音波発生装置を使うようになってからは天井裏の物音は落ち着いていました。すでに本命は屋内であるところで、天井裏に毒餌を置いて意味があるのでしょうか。

 業者さんはさすがにプロで、ペンライトで方々を照らして痕跡を見つけ出します。トイレのドアの下の隙間にも、ライトで照らすと爪で引っかかれた形でホコリが削れています。成体になっても人間の親指が入るくらいの高さがあれば入り込めるのだそうです。また、1メートルは飛び上がれるし、2メートルは余裕で飛び降りられるとのこと。ただし、戻れないところへは決して飛び降りない知恵も持ち合わせています。また「水さえあれば3ヶ月でも生き抜ける」そうなので、兵糧攻めは現実的ではないことが改めてわかりました。

 そうやってベテラン社員があちこち確認していると、なんと冷蔵庫の下に隠れているネズミが見つかりました。こうして駆除作業第1回目にして急遽、捕獲作戦に入ることになりました(つづく)。

「センターの日」のご案内

 釜ヶ崎のセンター1階で毎月第三土曜日の14:00〜17:00にコーヒーやお菓子を出して寄り合いをしています(8月は18日)。近くまで来られた際は気軽にお立ち寄り下さい。弾き語りや懐かしい写真の展示などもしています。