大阪城公園よろず相談

大阪城公園を中心に野宿者支援活動を続けている大阪城公園よろず相談のブログです。

2018年6月3日(日)寄り合い──有料児童遊戯施設オープン

 暑くもなく寒くもない、いい一日でした。緑のおかずが不足しがちである普段の反省から、今回の持ち寄りごはんは野菜が少し多めになりました。おかずの種類も多彩で、スパムとウィンナーの炒め物、卵焼きは子どもたちにも好評でした。きゅうりの浅漬けもおいしくいただきました。

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 今回は近々開催されるライブイベントをお手伝いする打ち合わせをしました。これも楽しそうな催しなので、よい天気になることを祈ります。また、この夏に車を借りてみんなで旅行に行こうかという計画が突如持ち上がり、にわかにリアリティを帯び、あれよあれよという間に日程と宿泊先まで決まってしまいました。よろずのキャラバンはどこへ向かうのでしょう。

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 生活保護を受けるようになってからも、付き合いの続けられる仲間のいる人と、遠ざかって引きこもってしまう人がいます。自室の中で一人思いつめていないで寄り合いにでも来てくれればと思うのですが、なかなか誘いにものってくれません。物理的な距離も問題の一つです。

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 森之宮駅側の公園入口の広場には有料遊戯施設がオープンしていました。木製の砦や小さな丘などが作られていて、楽しそうな空間に親子連れがにぎわっていました。しかし、正直にいって「有料でこれか」という拍子抜けする感がありました。もっと魅力的な無料のアスレチックを設けた公園もあるのに、これだけの面積をとってお金を取るほどの価値があるとは思えませんでした。

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 屋内施設もくっついていて、遊具で遊んだり、別料金でワークショップに参加したりできるようですが、それだけなら公園内に設置する意味はありません。それこそ森ノ宮のキューズモールのように自前で土地を確保して好きに営業すればいいと思います。それ自体ではさして魅力的とも思えない施設の側としては、公園をアクセサリーにできて満足でしょうが、公園には何のプラスもありません。せめて野外アスレチックを無料開放でもしたらどうでしょうか(それでも元からある隣の遊具の方が子どもたちには喜ばれそう)。

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 天王寺公園にあるものと同じ系列の施設のようです。大阪市の市長と職員はこんなものを大阪中の公園に作る手伝いをするつもりでしょうか。